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おしらせ

[ケーススタディ] 福島市臨床研修“NOW”プロジェクト第6回ケーススタディ及び講演会開催!!

2017.01.18


平成29年1月7日(土)午後1時30分より福島テルサにおいて、福島市臨床研修“NOW”プロジェクト第6回ケーススタディ及び講演会が開催されました。
“NOW”3病院の研修医をはじめ、福島県立医科大学医学部の学生さんにもご参加いただきました。
ケーススタディ講師には、NHK『総合診療医ドクターG』に多数ご出演されている諏訪中央病院総合内科 院長補佐 山中克郎先生をお招きし、『山中先生に挑戦 !みんなで症例検討 !!』というテーマで行われました。
症例呈示は髙橋 剛先生(医療生協わたり病院1年次研修医)、メイン回答者は角田圭一先生(福島赤十字病院1年次研修医)、久米まほり先生(大原綜合病院1年次研修医)、三保恵里先生(医療生協わたり病院2年次研修医)でした。
メイン回答者はもちろんのこと、研修医や医学生がグループとなり診断へのアプローチを実際に考える全員参加型で進められ、講師の山中先生と参加者が鑑別診断を導き出す為に様々な可能性を討議していきました。山中先生から鑑別診断のコツや覚えておくべきポイントを教えていただき、大変充実した時間となりました。
最後に、山中先生から3名の研修医に先生の著書がプレゼントされ、本を頂いた研修医はとても嬉しそうな表情で、今後の研修に役立てようと決意を新たにしていました。
引き続き、『みんなで実践、トリアージ~救急における感染管理も含む~』と題し、会津中央病院救急救命センター 医長 佐竹秀一先生による講演会が行われました。
佐竹先生の体験談なども交えた、治療の優先度の選別という重要な内容でした。分かりやすく、楽しい講演に研修医の皆さんをはじめ、参加者全員が救急の現場を想定しながら真剣に緊急時のトリアージについて考えていました。
懇親会では、研修医が各病院での研修の様子などについて報告しました。講師の佐竹先生の挨拶では「福島市内の3病院が集まってこのような会を開催していることは大変素晴らしいです。」と嬉しいお言葉をいただきました。